まえがき
投資教育なんて受けたことのない野良犬系ブロガーのさつま芋です。
投資といっても まだFXしか勉強していないのですが、学んだことをアウトプットしてみます。
値動きの予想
相場をジッと見続けると、なんとなく上がりそうとか下がりそうといったことは予想できるのですが、意外と当たります。
素人アルアルで、私自身、相場の予想が当たれば投資で成功すると思っていたのですが、全くの誤解でした。
FXをやってみると分かるのですが、勝率が80%以上でも資金が減ることがあるのです。
つまり、相場の予想がだいたい当たっていても負けることになります。
値動きを予想する分析手法(テクニカル分析・ファンダメンタル分析)もあるのですが、相場予想だけではFXで勝てない理由が もう一つあります。
コツコツ ドカン
コツコツ勝ってドカンと負けるトレードのことを「コツコツ ドカン」と表現するそうです。
具体例でいうと、5回のトレード中、4回勝って1回負けるとします。
勝ったときの金額が1回あたり1000円とし、負けたときの金額が1回あたり5000円とすると、
1000円×4回 - 5000円×1回 = 4000円 - 5000円 = -1000円
となって、1000円の損失になります。
これが、数字上は勝率が8割なのに資金が減るしくみです。
補足
投資未経験の人だと、負けたときの金額を大きくしなければいいのに…と思われるかもしれませんので、別の例えをしてみます。
では もし、指の骨を1本だけ(治るように機械で)折るとします。
当然ながら短期的な痛みや当分の不自由を伴うとして、折る指を即決できるでしょうか。
一般的には、どの指にするのか悩むと思います。
投資では損失の決断を損切りと呼びますが、このような躊躇が損失額を大きくしてしまいます。
また、買ったときの金額を大きくすればいいのに…と思われるかもしれません。
例えば、今すぐ貰える1000円 と 50年後に貰える5000円 なら、後者を選べますか?
貨幣の価値が変わったり、自分自身が事故や寿命で命を落としているかもしれないリスクを考えると、50年後の5万円を選ぶのは相当の精神力をもった人でしょう。
確実な損失も、不確かな利益というのも、ヒトは本能的に選びにくいのです。
FXの勝ち筋
そもそも投資というものはヒトの本能と相いれませんが、「逆コツコツ ドカン」を実行すればFXでは勝てることになります。
理論的には、勝率2割でも資金を増やすことはできなくはないということです。
ただし、この人間らしからぬ行動方針がFXの成功を妨げているのですが…
つまり、非現実的ですが破産したい人がFXをやれば、たちまち億トレーダーになってしまいます。
あとがき
上にも書きましたが、投資は基本的にヒトの本能とは矛盾した行為なので、稼ぎたい本能と上手く折り合いをつける必要があると思います。
目的のためなら数百万の消費を惜しまないとか、勉強が人一倍 好きとか、周りの目が何にも気にならないとか、俗人ぽくない人のほうがFXに向いているかもしれません。
興味がある人は、下手に高額な情報商材を買わなくても、簡単にデモンストレーションができるので試してみてはどうでしょう。
以上、さつま芋でした。