まえがき
失敗の意味が変化してきた、さつま芋です。
今回も自分の忘備録ですが、むしろトレードに限らない、生きた知恵をシェアします。
手法と資金管理、そして時間目標
このところ、「1万円チャレンジ」と称して資金1万円を倍増させるデモトレードを何度か実験しているのですが、手法も資金管理も共通させているつもりでも、焦ると大失敗するんです。
もう少し具体的に言えば、二・三日で倍にしようと意気込むと高確率で破産し、この期間を意識の上で一・二週間に伸ばすだけで達成率が変わることに気づきました。
FXにおいて、どういう手法が良いのか、どんな資金管理をすべきかが一般的な関心の的ですが、もう一つ加えるとしたら「時間目標」も大切です。
私の言う時間目標とは、どのくらいの時間で どのくらいの収益を見込むかという計画の、特に時間面の意識です。
経営をされている方にとっては当然なのかも知れませんが、私にとっては意外と盲点でした。
時間軸を広げることで局所的な視点が より大局的な視野へと変わるのかも知れません。
さらに勉強へと転用する
勉強においても、時間目標を意識している人は少数派だと思います。
どの参考書がオススメか、どこの塾が良いのかといった表面的なところだけではなく、時間軸の概念でも捉えることを忘れない方がいいと思います。
私の場合、数学でも理科でも最低3回は日を空けて問題を解いてみないと理解に至らないのが普通なので、問題集選びは内容だけでなく収録問題数も気にしています。
予め、数週間・数か月の枠を設け、その中で期待する成果を考えることも大切です。
学校や塾のカリキュラムという外的な時間制約は、私の中では時間目標と意味合いが異なります。
定期試験を控えているから、入試が差し迫っているから、いついつまでに何かを終わらせる というのは外的な制約であり、勉強の習熟度とは直結しない間接的なものです。
そうではなく、自分の状況なら どれくらいの時間をかけて何をすれば思うような結果に近づくのかを考慮するのが私の言いたい時間目標です。
ここから学ぶ教訓は、怠けてはいけませんが、詰め込みすぎてもいけないということでしょう。
あとがき
失敗は成功の基(もと)とは誰しも聞き覚えのある格言ですが、奥が深いなぁと感じます。
皆さんが失敗から得た気づきがあれば教えてもらえると嬉しいです。
以上、さつま芋でした。