日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。
黒人暴行死で元警察官に禁錮22年半
ディクテーション
色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、赤は誤解、青はスペルミス、緑はメモ、としています。
ノート
動詞deliverは、一般的に何かを「配達する、提供する、届ける」ですが、ここでは「(判決や評決などを)下す」。他にも、deliver a speech「演説をする」や、deliver a lecture「講義をする」のように使うことができます。
murder caseは「殺人事件」。
句動詞hand downは、判決や評決を「言い渡す」。
unarmedは「武器を持たない、丸腰の」という形容詞。
動詞のsentenceは、刑罰を「下す」。
in prisonは「刑務所に入って、服役中で」という表現。
base A on Bは「AをBに基づかせる」。
sentenceは「判決、処罰」という名詞。
名詞attemptは「試み、企て」。
call for ...は「~を求める」という句動詞。
動詞abuseは「乱用する」。
名詞trustは「信用、信頼」、authorityは「権威」。
crueltyは「残忍性、残酷性」で、形容詞cruel「残忍な、残酷な」の名詞形。
be convicted of ...は「~で有罪になる、有罪判決(評決)を受ける」。
manslaughterは「故殺(罪)」。murder「殺人(罪)」とは異なり、計画性や意図などがあったとは言えない殺人で、日本で言う過失致死も含まれます。
動詞kneelは「ひざまずく、膝をつく」で、本来は「(膝で)押さえつける」という意味はないのですが、このときの状況を表すために、ここでは日常的な単語を使ったと考えられます。
sparkは「火花」ですが、ここでは動詞で「火花が散る、口火を切る、刺激する、引き起こす」。
(ニュースで英語術より)
あとがき
警察官という立場で、職務中に9分間も膝で押さえつけて相手を殺してしまうのですから、何らかの思想や感情があったと思いますが、その辺りの話は聞こえてきませんね…