さつま芋の勉強日記

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ニュースで英語術 「真珠湾攻撃80年 犠牲者追悼式典」


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日課として、NHKの語学講座『ニュースで英語術』のディクテーションをしています。

 

真珠湾攻撃80年 犠牲者追悼式典

www.nhk.or.jp

 

www.nhk.or.jp


ディクテーション

色が判別しにくいですが、黒は聞こえた音、誤解スペルミスメモ、としています。

 

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ノート

 


markには「大事な出来事を記念する、祝う」という意味があり、celebration to mark the 10th anniversary of ...「~の10周年を記念する祝賀会」のように使えます。日本語の「~周年」は、「結婚20周年」や「創立30周年」のように大抵は祝い事について使いますが、英語のanniversaryにそうした慶弔の含みはありません。the anniversary of one's deathなら「~の命日」です。
ここでのimperialは「帝国の」という意味で、Imperial Japanは「大日本帝国(旧日本軍)」を表しています。「大日本帝国」は日本の国号の1つで、幕末ごろから第2次世界大戦後まで使用されました。Empire of Japanとも英訳されます。
surprise attackは「奇襲」です。形容詞のsurpriseは「突然の、予告なしの」という意味で、このほかにもsurprise announcement「電撃発表」、surprise visit「不意の(抜き打ちの)訪問」、surprise party「不意打ちのパーティー、サプライズパーティー」など、さまざまなフレーズで使われます。
「銃の引き金」をtriggerと言いますが、動詞としては「引き金を引く」で、そこから転じて「引き起こす」という意味でも使われます。目的語には通常、好ましくない事態が入ります。
World War IIは「第2次世界大戦」です。IIはtwoと読みます。ちなみに人名に付いている場合(例えばElizabeth II「エリザベス2世」)ならthe secondと読みます。「第2次世界大戦」は、the Second World Warとも言います。

 

ここでのrelativeは「親族、身内」です。
join A for ...は「Aと一緒に~する」という表現です。例えば、Will you join us for lunch?なら「昼食をご一緒しませんか」となります。
veteranは、日本語の中にも定着している「ベテラン(の)、経験豊富な(人)」というほかに、名詞として「退役軍人」という意味でも使います。Vietnam vet(veteranの略)と言えば「ベトナム帰還兵」です。
memorialは「追悼の」という形容詞で、memorial serviceは「追悼式典」です。memorialだけでも「追悼式典」として使われます。
なお、真珠湾攻撃戦没者の追悼式典は毎年、このニュースで取り上げられているアメリカ軍主催のものが行われていますが、当時の安倍総理大臣とオバマ大統領が共に真珠湾を訪れた2016年からは、日米共催の式典も行われるようになっています。

 

a moment of silenceは「黙とう」で、observe a moment of silenceは「黙とうをささげる」です。本文では受身形で使われています。observe (またはoffer) a minute of silenceと言えば「1分間の黙とうをささげる」です。
rememberには、ここでのように「(式典を開いて故人を)追悼する」という意味があります。なお、rememberした結果として呼び覚まされる「記憶」memoryも「追悼」の意味で使うことがありますが、このmemoryの形容詞形が前のセンテンスに出てきたmemorial「追悼の」です。to the memory of...、またはto one's memoryと言えば「亡き~をしのんで」を表します。

 

waverは「(信頼や決心などが)ぐらつく、心が揺れ動く、ためらう」です。
in defense of ...は「~の防衛に、~を守るために」という表現です。
forgeには「(鉄を)鍛える、鍛造する」という意味もありますが、ここでは「(労力をつぎ込んで)~を築く」という意味です。forge a relationship「関係を構築する」や、forge an alliance「同盟を築く」のように使えます。
(the) Greatest Generationは「最も偉大な世代」で、アメリカでは第2次世界大戦で戦った兵士とそれを支えた人々の世代をこう呼びます。ジャーナリストのTom Brokaw(トム・ブロコウ氏)による1998年の大ベストセラー"The Greatest Generation"で広まった表現で、この世代は、ラジオ、電話、自動車などの技術の進歩、ハリウッド映画の黄金期、ジャズ・ブルース・フォークなど多様な音楽を経験する一方、スペインかぜ、大恐慌も経験し、波瀾万丈の時代に育ったこと、また「自由」や「正義」を掲げて第2次世界大戦で戦い、戦後は豊かな経済・社会を形成したことが特徴です。アメリカの人々がアメリカをgreatだと思う理由にはいろいろありますが、この第2次世界大戦世代の存在は大きいと考えられます。
carry one's legacyは「~の遺産を引き継ぐ」です。多くの場合、carry on one's legacyとして使われます。

 

Imperial Japanese Navy「大日本帝国海軍」は明治時代初期から1945年まで存在し、「帝国海軍」や「日本海軍」とも呼ばれました。第2次世界大戦後に解体されてからは、「旧日本海軍」もしくは「旧海軍」と呼ばれています。
warplaneは「戦闘機」、warshipは「軍艦」、military baseは「軍事基地」です。
ここでのstationは動詞で、「配備する、駐屯させる」という意味です。

 

(ニュースで英語術より)

 

あとがき

戦争は良くないとは思いますが、人間社会という人生ゲームのリセット機能でもあることを感じます。

そのリセットが難しい今、新作の人生ゲームに参加することがチャンスだと思います。

 

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