まえがき
こんにちは、さつま芋です。
ネット上では多数のFX先生が存在し、色々な思惑で情報発信をされています。
その中には「損切り不要だ」と言うようなオカルトFX先生もいて、社会の縮図を見るかのようです。
調べたわけではないですが、FX先生は かなり石が多めの玉石混交です。
今回はFX先生に関する雑談をしてみます。
分析に疑問
分析信奉者には眉(まゆ)を顰(ひそ)められそうですが、問うてみます。
大手の金融機関が業務用のスパコンでAI(人工知能)を使って闘う相場において、どうして自称FX先生は家庭用のパソコンで分析力(人力)を極めようとするのでしょうか。
私もテクニカル分析は使いますが、平均値より上か下か確認する程度で、凝った分析はしていません。
自分でプログラミングするまでは誤解をしていて、「分析力があれば勝てる」みたいに思っていましたが、我々凡人は その思い込みを解かないとFXは難しいと思います。
これだけ科学技術が進んだ現代でも、今なお 分析力(という迷信)が根強く残っているのは非常に根深いと思っています。
人間の持つ確証バイアスなのか、搾取のための情報操作なのか…
高レバレッジに疑問
もう一つ問うてみます。
月利1%なら上位トレーダーであることを言わないのは どうしてでしょうか。
よく聞く甘い言葉で、「資金が少額のうちは高レバで増やす…」や「分析力を磨けば高レバで稼げる…」は、FX先生としては不誠実だと思います。
私の感覚では、普通のFXは勝っても薄利です。
つまり、実務のFXは低レバとなります。
本当にトレーダーの育成を目指すFX先生であれば、基本的に高レバは推奨しないと思います。
もしも投資資金が1000万円以上ある場合、FX口座に50万円だけ入金すれば高レバを演出できますが、事実上は低レバだったりします。
一方で投資資金が50万円の場合、その50万円すべてをFX口座に入金した高レバとは心理的負担は全く違ってきます。
ギリギリの状況で行われるモータースポーツ等では注意していても命を失うことがありますが、それはFXでも同様です。
自称FX先生の甘い言葉は鵜呑みにはできません。
あとがき
FX先生の営業妨害をするようですが、わざわざ高い指導料を払うくらいなら、プログラミング言語を勉強したほうが良いと思っています。
初期投資は中古パソコン1台で十分ですし、FXに特化したプログラミング言語の書籍も数千円で売っています。
何といっても自動売買なら人件費がかかりません。
自動売買のプログラミングなんて、辞書を見ながら英作文するような感じなので、本がなくても少しずつググれば数ヶ月でコードは書けると思います。
とはいえ、実際にFXで勝てる人は裁量トレードでもシステムトレードでも少ないはずです。
なぜなら多くの人は、相場に圧倒的な優位性なんてないのにカーブフィッティングを疑わないし、10連敗を想定したトレードを続けられないからです。
余計なことを言いましたが、どうかFX先生選びは慎重に!
以上、さつま芋でした。